画像をコンピュータ上で上手に扱うためには解像度という概念を理解していると、きれいな表示、きれいな印刷をすることができます。
画像データは拡大していくと、細かな点でできています。
ビットマップデータといいます。
最初に解像度の基本的な概念を記しておきます。
「解像度とは点の集まりの密度(詳細さ)である」
これは細かさのことであって、実際の画像サイズ(cm,mm)ではありません。どれだけ細かく(きれいに)表現できる画像か示す値です。
そして
一般的に、
※印刷における画像解像度は「300〜350dpi」程度必要。
※ディプレイ表示での解像度は、Macintoshでは「72dpi」となっています。
Windowsでは「96dpi」といわれていますが、画像扱う印刷業の環境はMacintoshが主流で、また、概念や実際の変換処理には問題ありません。
解像度の値が違うということは、
印刷とパソコンの画面上では画像の扱いが変わってくるということです。
人間の目は曖昧なもので、見た目に騙されています。
きれいに印刷できなかった経験はありませんか?
「年賀状を印刷しよう。」
「なにかカッコイイの作ろう。」として画像を扱えるソフトで文字を打って画像もレイアウトしていざ印刷してみたら!
画像がギザギザでなんか汚い!
なんてことはありませんか?
貼付けた画像をインターネットなどから持ってきたり、おまけ素材集を使用した場合によくあることです。これは
画像の解像度が低いためです。
自分でデジカメで撮った写真がキレイに印刷できたらイイですよね。